耐震診断。
勉強とは関係ないことをチラホラ書いてみます。
今日は行政の無料耐震診断の結果をお客様に報告しに行ってきました。
木造住宅無料耐震診断は行政が診断料を負担して昭和56年以前に建てられた木造住宅の耐震診断を行うもので、その診断書を基に耐震補強設計、耐震補強工事への足掛かりにする物です。
耐震診断といっても簡易診断なのでどちらかというと安全側(数値は悪く出る)
の結果が出ます。今日のお客様の自宅の数値は0.28でした。
無料耐震診断の役割としては数値をお伝えすることと今後のアドバイスを多少
営業はしてはいけないことになっています。
(昔はもっと厳格だったらしいけど最近は緩いみたい?)
無料耐震診断結果をうけてのその後の流れとしては
1)無料診断をベースに精密診断をして、その計算を基に耐震補強設計をする
※ここで設計料発生
2)その補強設計を基に、耐震改修及びリフォームの見積もりを作成
そして工事をするかどうか決める
という流れ・・・・。
今年度は耐震診断を10軒ほどこなしましたが
ほぼ全員が 1)で費用が掛かることを気にして
先に進みません。
かといって、耐震補強の設計無しに見積もりは作れませんし、
耐震補強設計を無料でやるわけにはいきません・・・・。
工事する!って決めちゃってるお客さんならやりやすいですし、
工事する!って言わせる営業力があればいいのでしょうが
そもそも「見積もり無料!」なんて言葉が諸悪の根源だと思ったりします。
見積もり作るのだって、企業が人を動かしているのだから
そこに何かしらの費用は発生しているのです。
業務中にもやもやを愚痴でした・・・。
仕事戻ります。
では・・・。
仕事をできることにも感謝。