勉強できることに感謝

一級建築士の勉強を始めました。

本試験検証 学科Ⅰ No.14令和元年一級建築士学科試験

No.14 劇場に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。


1.能楽堂は、一般に、「本舞台」、「後座」、「地謡座」及び「橋掛り」からなりたつ舞台と、その舞台を3方向から眺める客席をもつ空間である。

2.1997年に復元されたロンドンのシェークスピア劇場(グローブ座)は、観客と舞台との一体感を得られやすプロセニアム形式の劇場である。

3.搬入出のためのサービスヤードにおいて、ウィング式の大型トラックが停車するスペースの、床から天井までの高さは5m以上とすることが望ましい。

4.車椅子使用者の客席は、車椅子使用者が選択できるように、2箇所以上の異なる位置に分散して設けることが望ましい。
 
1.能楽堂
能楽堂」を検索しても過去問ヒットは0でした。
ネットで調べているとこんなページが
これが能舞台のつくりで、「能楽堂」はこの能舞台を屋内で演じるためのもののようです。
 
ちなみに「能舞台」で検索しても過去問はゼロでした。
で、下のような写真を見る限りでは、、3方向からは眺めてないよな??という感じです。 これ×っぽい?

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しかし、もう少し調べると・・・
 

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「正面」「脇正面」「中正面」という三種類の座席があるということは・・・
3方向から眺めてますね。 〇ですね。。
 
 
 
2.シェークスピア劇場(グローブ座)
これも過去問は0でした。
 
しかし! プロセニアム形式は過去7問。
 
 26154 劇場の計画において,客席と舞台の一体感を高めるために,プロセニアムをもたないオープンステージ形式を採用した. 〇
 
問題文には、、 「観客と舞台との一体感を得られやすいプロセニアム形式」と書いてあるので、これが ×です。
 
 
ちなみに、「シェークスピア劇場」を調べてみると
 プロセニアムは・・・ありませんね。
 
ちなみに、テイト・モダン(火力発電所を美術館にした)(16年24年出題)
の近くに建っているそうです。
 
残り2つは 大丈夫でしょう