勉強できることに感謝

一級建築士の勉強を始めました。

本試験検証 学科Ⅰ No.10令和元年一級建築士学科試験

No.10 都市の再生、まちづくり等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。


1.インナーシティ問題は、都市の中心とその周辺の市街地における人口の減少と産業の衰退、地域の荒廃等の事である。

2.ブラウンフィールドは、土壌汚染の存在、あるいはその懸念から、本来、その土地が有する潜在的な価値とりも著しく低いあるいは未利用となった土地を言う。

3.二地居住は、都市住民が農山漁村等の地域にも同時に生活拠点を持つこと等をいう。

4.パークアンドライドシステムは、中心市街地をバリアフリー化して車椅子や電動スクーター等の貸し出し、歩行困難者の外出の機会の拡大だけでなく、市街地の活性化を促す仕組みの一つである。

 
 
1.インナーシティ問題
過去20年間の問題には登場していないワード
かろうじて、H16年
16242
インフィルハウジングは,クリアランス型の再開発の反省から考えられたもので,地域社会の継承等を原則として,既成市街地の街区更新を行う手法である.
にて、 クリアランス型の再開発によって発生していた問題として「インナーシティ問題」があったようです。
 
さて、、インナーシティ問題を検索すると

kotobank.jp

都市が拡大する過程で都市の中心市街地,とくに都心の外周をなす地域の住宅環境が悪化し,夜間人口が減少して,都市空間としての機能が低下する現象。となっています。ということで、大方あってるので〇

 

2.ブラウンフィールド

これも過去問はゼロ。

 調べてみたらすぐに出てきた。

 

<<引用>>

ブラウンフィールドとは、一般的には「一度、都市的な利用をされたけれども、何らかの要因で、見捨てられ、再利用されない土地」のことです。

例えば、駅の裏にある工場が閉鎖された後、再開発されずに廃工場になっているような土地などがブラウンフィールドにあたります。なんらかの要因、というのは主に環境上の要因、特に土壌汚染をさす場合が多いようです。

www.amita-oshiete.jp

 

 

というわけで 〇

 

 

3.二地居住

これも過去問はゼロ。

国土交通省のサイトにありました。

 

週末などに田舎で生活して、普段は都会で生活する感じ。

 

仕事がきっかり週末で休めればできるんだろうけど

そういう生活してみたいですね。。。

二地就労?ならいいのか?ワークシェアリング

うーん

 

ということで〇

www.mlit.go.jp

 

 4.パークアンドライドシステム

この問題、1~3までが新しい問題だったので、試験中はずっと△っぽい〇という感じで見てたのですが・・・

 

4のこれ。パークアンドライドは定番ですね。

と言いつつ、過去問では16年と24年にしか出てませんでした

(が、勉強していると必ず出てくる印象です)

16244 パークアンドライドは,一般に,郊外の鉄道駅の付近に駐車場を整備し,自家用車から鉄道に乗り換えることにより,中心市街地への自家用車の流入を減らす手法である. →〇

 

というわけで、この4が ×でした。